高校の授業料無償化を考える

ママFP

2013年08月18日 08:00

久々にまじめなこと書くかも・・・^_^;


記事のタイトルを指定されて、依頼をされて書きました。

給付型奨学金の創設も 高校無償化見直しの動向

相談で何度か

「高校の授業料無料っていくらくらいなんですか?」

って聞かれたことがあります。


公立だったら月々約1万円。
私立でも同等の金額が就学支援金として支給されています。

そうお話しすると

「授業料って意外に安いんだぁ~もっとかかっているかと思った。」

という人がほとんどです。


高校でかかる教育費が増えるのは授業料というよりも
他の部分での出費が大きくなるんですよね。


とは言え年間約12万円の出費が減ることはとてもうれしいです。


その、高校授業料無償化に今後所得制限を設けることが決定しました。

高校無償化の所得制限、公明が930万円案 自民は難色、調整本格化

所得の金額は決定していませんが、900万円程で調整が進むようです。

  ※所得とは、収入(源泉徴収額(所得税等)や社会保険料等を差し引く前の額)
   から必要経費を差し引いた額です。
   サラリーマンの場合には、必要経費を特定することがむずかしいため、
   「給与所得控除」として収入に応じた必要経費が定められており、
   収入金額に応じた控除額を差し引いて所得額が算定されます。


「所得制限」という話になると、必ず反論が出ますよね。

確かに「所得」が多いから裕福で、「所得」が少ないから大変

という考えはちょっと単純すぎると思います。


所得が300万円で、親と同居。
住宅ローンの心配がなく、子どもが1人の家庭と

所得が900万円で、住宅ローンを抱え、子どもが5人の家庭だと

どちらが生活が大変かって比べようがないですよね。


児童手当もそうですが、何とか財源を減らしたいと思ったとき

「所得」で分けるのが簡単ですからね^_^;


本来であれば、税金を無駄に使っているところが他にたくさんあるんですから
(たぶんたくさんあるでしょう)
もっと考えるべきところはあると思うのですが・・・


記事の中でも書きましたが、政府の政策に左右されることなく
子供に対しての教育方針をしっかり持ち、
資金計画をしっかり立てていただきたいと思います。

児童手当や高校無償化をあてにするのではなく、
「おまけ」くらいに思っていたいものです。

・・・と言っている私もかなり児童手当をあてにしておりますが^_^;


今日も楽しい一日を・・・

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