習い事を考える

ママFP

2013年09月19日 08:00

こんなこと書いたら、多くのママの反感をかうかも・・・

と思いますが、今日はあえて「子どもの習い事」について書きたいと思います。


世の中には、幼稚園に上がる前から何かしらの習い事をしている家庭もいるようです。

幼稚園に入ると、勉強や水泳、英語などの習い事をしている子が多くなりますよね。

小学校になると、何も習い事をしていない子どもの方が少数派です。


我が家の子どもも、私の妹が塾の先生をしている関係で、義理もあり
1つ塾に行かせています。



文部科学省「子どもの教育費調査」によると、幼稚園から高校までの間にかかる
“学校外活動費”の合計は300万円弱となっています。

“学校外活動費”が全て塾や習い事という訳ではないとしても、
そのほとんどはそれらに当てた費用だと考えられます。

200万円強のお金が、子どもの習い事で消えているわけです。


などと書くと

「消えているわけではない。子どもの将来のためになっている」

と言われそうですが・・・^_^;


そうなんです。
何ともえらいの知れない

「将来のため」

という理由で、塾や習い事をしていませんか?


それはどんな将来ですか?


その「将来のため」の出費は、本当に

「子どもが将来生きる力をつけるため」とか

「こんな子どもになってほしい or こうなりたい」

に必要な出費ですか?


○○ちゃんもやっているから・・・

かっこいいから・・・

やって見たくて・・・

そんな理由のためにお金を使っているとしたら、今すぐやめることをお奨めします。


子どもが将来自立して生きていくことができるように・・・

そして、子どもが自分の好きなこと・やりたいことを見つけることができるように・・・


「塾」という形ではなく、そんなことにお金を使えたらいいのではないでしょうか。


「将来のため」

という漠然とした理由ではなく、

「うちの子どもには、こんな子になって欲しい。」

「子どもが自立して生きていけるようになって欲しい。」


子どもの将来を具体的に思い描いて、教育にかけるお金を使って欲しいと思います。

将来のためといろいろな塾や習い事をさせて、

大学進学時にお金がない・・・では本末転倒です。


何事もそうですが、まずは具体的な将来像を考え、

そうするためには今何をするべきかを考え、何にお金を使うべきか考えて欲しいですね。



長野市長選挙も、長野市をどうしたいのか

漠然とした話ではなく、具体的なわかりやすいビジョンを掲げて、

そうなるために、どうやってお金を使うのか。


あのの使い方がいい、この使い方はダメが最初ではダメですよね。


目的はゆるぎなく、方法は無限にある

誰の言葉だっけかな(^^ゞ


昨日は満月前夜



夕暮れ前のお月様が、すっごくきれいでした。

今日の名月もきれいに見えるといいな



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