高額療養費制度
高額療養費制度とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です 。
高額療養費制度
しかし、自動的に戻ってくるわけではなく、申請が必要なんです。
もっと言えば、この制度を良く知っていれば、事前に「限度額適用認定証」(住民税非課税以外の方)を貰っておけば
入院で請求が高額になったとしても、窓口での支払いは限度額で済むのです。
と言うことは、高額療養費制度の認知によって、支払は3つに分かれるわけです。
例えば、20日の入院(同一月内)で窓口の支払が25万円だった場合、
1.まったく知らない
窓口で25万円を払い、そのまま
2.制度があることくらいは知っている
いったん窓口で25万円を払うが、その後申請をする。
通常2~3ヶ月はかかるようです。
3.制度を良く知っている
「限度額適用認定証」を病院に提示し、
限度額の約10万円を支払う。
たとえ戻ってくるとはいえ、25万円を支払うことは結構負担ですよね。
そして、病院ではほとんどの場合このことを教えてくれません。
知っているか知らないか・・・
大きな違いですよね。
後期高齢者医療制度に加入している場合は、
自動的に窓口の支払は限度額になるようです。
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