火垂るの墓
昨日、とっても久しぶりに「火垂るの墓」を見ました。
2回か3回見ている記憶があるのですが、見るたびに今の時代に生まれたことに幸せを感じます。
ご飯を食べられる幸せを改めて感じます。
贅沢がいけないわけではないですが、
身の丈に合わない贅沢は、いつか自分の首を絞めることになりかねません。
幸せを感じることは、人それぞれ違いますが、
「周りの誰かによく見られて幸せ」とか「隣よりうちの方がいいから幸せ」ではないのです。
今回、FPになってから初めて「火垂るの墓」を見たのですが、
ちょっと違った角度で見ることができました。
お兄ちゃんがもう少しコミュニケーション能力があったら、
おばさんとうまくやっていけたのではないだろうか。
その場しのぎではなく、長い将来のことを考えたら、
おばさんのところで、我慢することもできたのではないだろうか。
当時の7,000円がどんな価値かはわかりませんが、
もっといい使い方があったのではないだろうか。
お兄ちゃんはなぜ働いたり、おばさんの手伝いをしたりしなかったのだろうか?
「衣」「食」「住」は生きていく上で最低限必要なことです。
今の日本では、少なくともこの3つはほとんどの場合、満たされています。
それだけで幸せと感じるか
その上の付加価値がどれだけあるかで幸せを感じるか
上を見ればきりがないですよね。
だから、日本の幸福度は低いのか・・・
今ある自分がとても幸せだと実感した時間でした。
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