長野の子ども白書

ママFP

2014年01月27日 09:05

《今日のピックアップ》
長野の子ども白書

昨日、今年5月に発行予定の「長野の子ども白書」の執筆者会議に出席するため、
松本に行ってきました。

今年の発行で3号目になる子ども白書ですが、
私は今年初めて執筆です。

昨日は、執筆者が30名ほど集まり、
テーマごとに執筆の内容についての報告を聞くことができました。

子どもに関する問題は、とても多岐に渡っています。

それら一つ一つの報告を聞いていると、
表面では知ることのできない多くの問題が見えてきました。

昨年の白書も読ませていただいていたのでわかっていましたが、
実際に執筆者のお話を聞くと、また違った目線で考えさせられます。

昨日集まった方々はほんの一部で、
実際は80名ほどの方が、いろいろな角度から
子どもの抱える悩みや問題について執筆されるようです。

そんな中で、唯一私だけだと思うのですが、
「予防」という観点から執筆をすることにしました。

執筆の中でも多い「不登校」や「貧困」

中でも、「貧困」に関しては、

親と子がコミュニケーションのとり方とお金の使い方を間違えなければ
防げる可能性が高いのです。

今はごく普通の家庭であっても、あるいは少し豊かな家庭であっても、
今の時代は、子どもが貧困になってしまう可能性が高くなってきています。

今の日本では、非正規で働く人が38%と言われています。

正規社員と非正規社員では、生涯に得られる給料に倍ほどの開きがあります。

そして、15~34歳でニートといわれる人々は63万人(2.3%)に上ります。

私を含めて、子どもを持つ親は「自分の子どもは大丈夫」
と思っていることでしょう。

でも、本当に大丈夫と確信を持って言うことができますか?


人は、予防にお金をかけることをあまりしないようです。

NTTコムリサーチによると、
30歳以上で2011年に人間ドックを受診した人は54.2%だそうです。

子の年齢なら100%に近い割合で受診してもいいと思うのですが・・・

歯科の定期健診については、16%しか行っていないようです。

さらに、口に違和感を感じている人が62.7%いるのに、
実際に治療している人は11%だそうです。


人は、何か事が起こってから行動するものだし、
その上、それが非常事態になってからなんです。

そうなってから対処をしようとすれば、
大きなお金と、たくさんの時間と、労力がかかってしまいます。


本来は、病気も、虫歯も、お金の問題も、コミュニケーションも
何もない時からしっかりメンテナンスをしていれば、
大事にはならないはずです。

その方が、長い目で見ればお金もかからないし、時間も取られません。


今回の子ども白書では、いかに予防が大切かということについて
多くの方に伝えられるよう、わかりやすく書いていきたいと思っています。

発行された際は、ぜひお買い求めくださいね。

昨年号はまだ在庫があるそうです。
HPから購入できますので、興味のある方はぜひ。


遠目に松本城を見てきました。


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