2013年11月26日

遺族年金の男女差

《今日のピックアップ》
遺族年金、受給資格の男女差は「違憲」 大阪地裁


遺族年金自体を知らない方は・・・こちら

年金の支給される範囲を示した表は・・・こちら


今回の話は、地方公務員災害補償法に基づく「遺族補償年金」の話ですが、

「遺族基礎年金」「遺族厚生年金」にも男女差があります。


遺族基礎年金に関しては、平成25年4月に改正の予定です。

と言うことは、近い将来遺族厚生年金も改正されることも考えられます。


このことを知っているのと知らないのとでは、配偶者に万が一のことがあった場合の以後の生活を考える時に
大きな違いが生まれます。


「知る」って大事ですね。


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Posted by ママFP at08:05Comments(0)社会保障

2013年10月24日

高額療養費制度

高額療養費制度とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です 。

高額療養費制度

しかし、自動的に戻ってくるわけではなく、申請が必要なんです。

もっと言えば、この制度を良く知っていれば、事前に「限度額適用認定証」(住民税非課税以外の方)を貰っておけば
入院で請求が高額になったとしても、窓口での支払いは限度額で済むのです。


と言うことは、高額療養費制度の認知によって、支払は3つに分かれるわけです。

例えば、20日の入院(同一月内)で窓口の支払が25万円だった場合、

1.まったく知らない
  窓口で25万円を払い、そのまま

2.制度があることくらいは知っている
  いったん窓口で25万円を払うが、その後申請をする。
  通常2~3ヶ月はかかるようです。

3.制度を良く知っている
  「限度額適用認定証」を病院に提示し、
  限度額の約10万円を支払う。


たとえ戻ってくるとはいえ、25万円を支払うことは結構負担ですよね。

そして、病院ではほとんどの場合このことを教えてくれません。

知っているか知らないか・・・

大きな違いですよね。


後期高齢者医療制度に加入している場合は、
自動的に窓口の支払は限度額になるようです。


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Posted by ママFP at08:05Comments(0)社会保障