2013年10月26日
育児休業給付金に思う
今日の信濃毎日新聞に
「育児休業給付引き上げ方針」
という記事がありました。
現在は、子どもが1歳になるまでの間、
お給料の50%を支給する制度ですが(一定の条件あり)、
当初の半年に限って67%にしようというのです。
育休中の所得保障が充実すれば、働く女性が出産や育児をしやすくなるという考えです。
さらに男性も取得しやすくなると言っているけど・・・
だからといって、50%を67%にすれば育児休業を取得する人が増えるのかな?
そりゃぁ、取得しようと思っていた人が、67%もらえればうれしいけど、
そもそも「子どもができたら、仕事をやめよう」と思っている人にとっては
あまり効果がない政策です。
正規で働く女性の約半分は、
「育児に専念したいから」とか
「育児と仕事の両立が難しいから」
といった理由で仕事をやめています。
いったん正規の職を離れると、再び正規での仕事は難しくなり、
ご主人の収入と、主婦の少しのパート代で家計を支えることになります。
これでは3人以上の子どもを育てることが難しいと感じる家庭が多いのでは。
職場の雰囲気にもよりますが、育休をとって、仕事を続ける場合、
「頻繁に育休をとって、周りに迷惑をかけてはいけない」
日本人はいい人が多いので、そう感じて3人、4人と子どもを生むことをあきらめる方もいると思います。
「子どもは欲しいけど、仕事も大好き」という女性が最近は増えていますよね。
そんな場合は、一人で満足してしまうかも・・・
いろいろ書いて、私が何を言いたいかというと、
日本としてやっていくべき課題は
育児休暇をいかに多くの人にとってもらうか
という事ではなくて、
どうしたら子どもを3人、4人と生んでもいいなぁと思える環境になるか
ということだと思います。
育児休暇をとる人が増えれば、子どもの数は増えるんでしょうか?
そんなことはないですよね。
一つの方法かもしれませんが、大きな成果にはならない気がします。
子どもの数を増やしたい
と言う目的があったら、そのためには何が必要か・・・
上っ面の政策ではなく、根本から考えていかないと、これからますます少子化が進んでしまうと思います。
私は娘が2人います。
私は3人姉妹でした。
そんな中で思うことは、子どもは1人とか2人だと世界が狭まってしまうと言うことです。
子どもで考えた場合。
1人だと家の中では1人の人間関係しかありません。
2人だと、1人と1人、2人と2つの人間関係しかありません。
これが、3人になると
1人と1人と1人、1人と2人×3パターン、3人と5つの人間関係に増えます。
4人、5人になるともっともっと人間関係は複雑になっていきます。
人のコミュニケーションの基本は家庭で養われます。
そう考えた場合、今とても薄っぺらに感じる人と人とのコミュニケーションは
子どもが3人、4人となることで、解決するんじゃないかなぁとおもいます。
自分で物事を考えられない子どもたちも、兄弟が多ければそんなことを言っていられません。
兄弟が増えると言うことは、日本の人口問題を解決するだけではなく、
今日本が抱えるいろいろな問題も解決してくれるんですよね。
育児休業給付金を増やすと言った、うわべの事をお金で解決する政策ではなくて
子どもを生みやすい、育てやすい社会にするための政策を
本気で考えるべき時なのではないかと思います。
上っ面ではない、これからの日本を、長野市を本気で考えてくれる人を
真剣に選びたいですね。
明日は長野市長選と市議会議員の補欠選挙の投票日です。
20歳以上のみなさんには、1票を投じる権利が与えられています。
この長野市をよりよくするために、投票に行きましょう!!



「育児休業給付引き上げ方針」
という記事がありました。
現在は、子どもが1歳になるまでの間、
お給料の50%を支給する制度ですが(一定の条件あり)、
当初の半年に限って67%にしようというのです。
育休中の所得保障が充実すれば、働く女性が出産や育児をしやすくなるという考えです。
さらに男性も取得しやすくなると言っているけど・・・
だからといって、50%を67%にすれば育児休業を取得する人が増えるのかな?
そりゃぁ、取得しようと思っていた人が、67%もらえればうれしいけど、
そもそも「子どもができたら、仕事をやめよう」と思っている人にとっては
あまり効果がない政策です。
正規で働く女性の約半分は、
「育児に専念したいから」とか
「育児と仕事の両立が難しいから」
といった理由で仕事をやめています。
いったん正規の職を離れると、再び正規での仕事は難しくなり、
ご主人の収入と、主婦の少しのパート代で家計を支えることになります。
これでは3人以上の子どもを育てることが難しいと感じる家庭が多いのでは。
職場の雰囲気にもよりますが、育休をとって、仕事を続ける場合、
「頻繁に育休をとって、周りに迷惑をかけてはいけない」
日本人はいい人が多いので、そう感じて3人、4人と子どもを生むことをあきらめる方もいると思います。
「子どもは欲しいけど、仕事も大好き」という女性が最近は増えていますよね。
そんな場合は、一人で満足してしまうかも・・・
いろいろ書いて、私が何を言いたいかというと、
日本としてやっていくべき課題は
育児休暇をいかに多くの人にとってもらうか
という事ではなくて、
どうしたら子どもを3人、4人と生んでもいいなぁと思える環境になるか
ということだと思います。
育児休暇をとる人が増えれば、子どもの数は増えるんでしょうか?
そんなことはないですよね。
一つの方法かもしれませんが、大きな成果にはならない気がします。
子どもの数を増やしたい
と言う目的があったら、そのためには何が必要か・・・
上っ面の政策ではなく、根本から考えていかないと、これからますます少子化が進んでしまうと思います。
私は娘が2人います。
私は3人姉妹でした。
そんな中で思うことは、子どもは1人とか2人だと世界が狭まってしまうと言うことです。
子どもで考えた場合。
1人だと家の中では1人の人間関係しかありません。
2人だと、1人と1人、2人と2つの人間関係しかありません。
これが、3人になると
1人と1人と1人、1人と2人×3パターン、3人と5つの人間関係に増えます。
4人、5人になるともっともっと人間関係は複雑になっていきます。
人のコミュニケーションの基本は家庭で養われます。
そう考えた場合、今とても薄っぺらに感じる人と人とのコミュニケーションは
子どもが3人、4人となることで、解決するんじゃないかなぁとおもいます。
自分で物事を考えられない子どもたちも、兄弟が多ければそんなことを言っていられません。
兄弟が増えると言うことは、日本の人口問題を解決するだけではなく、
今日本が抱えるいろいろな問題も解決してくれるんですよね。
育児休業給付金を増やすと言った、うわべの事をお金で解決する政策ではなくて
子どもを生みやすい、育てやすい社会にするための政策を
本気で考えるべき時なのではないかと思います。
上っ面ではない、これからの日本を、長野市を本気で考えてくれる人を
真剣に選びたいですね。
明日は長野市長選と市議会議員の補欠選挙の投票日です。
20歳以上のみなさんには、1票を投じる権利が与えられています。
この長野市をよりよくするために、投票に行きましょう!!



Posted by ママFP at 06:20│Comments(0)
│女性の働き方